炭水化物抜きダイエット(糖質制限)を実践中です。10kgほど痩せました。
このダイエット方法は、一時的に集中して行って、短期間で痩せるやり方もありますが、無理は禁物ですね。リバウンドが心配です。
私の場合、極端に炭水化物を制限しないで、炭水化物をあるていど制限する食事を続けていく、ゆるめの炭水化物抜きダイエットを継続中です。
炭水化物を抜くとなぜ痩せるのでしょうか?実践して判ってきた事や、仕組みと方法を調べてみました。
(食事制限を続けられれば、痩せたまま体重をキープ出来ますね♪)
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炭水化物抜きダイエットの仕組み
なぜ炭水化物を抜くと痩せるのか?
炭水化物抜きダイエット(糖質制限)では、炭水化物が多く含まれている食品の摂取量を減らす事がポイントです。具体的な食品でいうと、主食類(ご飯・パン・麺類)や、糖分を多く含むジュースやお菓子などを減らしたり、抜いたりするダイエット方法です。
理由は、炭水化物を摂りすぎると太ってしまうためです。
炭水化物を摂りすぎると、なぜ太るのでしょうか?図にしてみました。
炭水化物(糖質)をたくさん摂取すると、ブドウ糖が増え、血糖値が上昇します。
血糖値が上がりすぎると人体にとって良くない為、インスリンが大量に分泌され、ブドウ糖を筋肉や肝臓に取り込んで、血糖値を下げようとします。
問題は、筋肉や肝臓に貯蔵出来る量が限られている事です。(筋肉で約200〜300g、肝臓で約50〜80g前後と言われています)
貯蔵出来ないで余ってしまったブドウ糖は、脂肪になってしまいます。これが太る原因です。
さらに、インスリンには、糖新生を妨げる働きがあります。
糖新生とは何でしょう?
ブドウ糖は炭水化物(糖質)からも摂取出来ますが、体にとって必要不可欠なエネルギー源なので切らす訳にはいきません。ブドウ糖が減ると、体内でブドウ糖を作り出す作業が始まります。これが糖新生です。
糖新生のエネルギー源としては、中性脂肪などの脂肪酸が使われます。
なので、
結果、糖新生が活発に起こると、脂肪が減り、どんどん痩せる事になります。
炭水化物抜きダイエット・色々な方法
血糖値を上げない食事方法がポイントです
主食抜きにして、低炭水化物なおかずを摂れば、血糖値が大きく上がりません。血糖値が上がらなければ、糖新生が起こるので脂肪が減っていきます。
おかずの量は気にしなくて大丈夫です。糖質が多く含まれている食品さえ気をつければ、カロリー計算も不要です。たくさん食べても問題ありません。
炭水化物抜きダイエットの方法としては3パターンあります
- 3食事中、1食だけ主食を抜きでおかずだけ食べる方法
- 3食事中、2食だけ主食を抜きでおかずだけ食べる方法
- 3食事中、3食とも主食を抜きでおかずだけ食べる方法
1食だけなら簡単ですが、3食とも全部抜くとなると難易度も上がります。
無理なく続けるなら、1食だけがオススメです。
私の場合は、夜だけ炭水化物抜きダイエットを実践中です。
朝とお昼は普通にご飯を食べています。夜だけ、お酒とおかずのみを食べています。甘いジュース類やおやつ類は食べていません。この方法で約7ヶ月かけて約10kgの減量に成功しました。
糖新生は夜寝ている間に起きることになります。寝ているので体への負担も少なそうです。
炭水化物はどれくらい減らせばよいのか?
1日あたりの炭水化物摂取量の基準となる数値は、国の明確なガイドラインがありません。糖新生などで不足分が補えるからです。
炭水化物抜き(糖質制限食)の食事方法としては、摂取量に複数の説があり、明確な基準は無いのが現状です。
1日あたり摂取量としては、20g〜130gの範囲でしょうか。
私の場合は、計算したら、1日あたりの炭水化物摂取量は、平均で約130g前後でした。
続けられればリバウンド無し!
継続するつもりで取り組んでいます
ダイエットというと、期間と目標を決めて取り組むのが一般的だとは思いますが、この夜だけ炭水化物抜きダイエットは、止めてしまうと途端に太りそうなので、今後も続けていくつもりです。
お酒もたくさん飲めますし、炭水化物摂取量も上限に近いのですが、無理なく続ける事が一番大切だと感じています。
ずーと続けられれば、リバウンドとは無縁ですよね♪
ダイエットというよりは、一種の食事改善方法なのでしょう。日本ではまだですが、糖尿病の治療方法として、糖質を制限するのは有効。とアメリカ糖尿病学会では公式に認められています。
私もコレステロール値や肝機能・中性脂肪などの数値が大きく改善しました。
月に1〜2度は、酔っ払った勢いで、どか食いしてしまいますが、あまり太りもせず、体重もすぐ元に戻るので、ストレス無く過ごせています。
血糖値を下げる薬を飲んでいる人、肝機能・腎機能が低下している人には、炭水化物抜きダイエットはオススメ出来ません。お医者さんにご相談下さいませ。
(おわり)
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