炭水化物抜きダイエットと、糖質制限ダイエットを比較した場合、どのような違いがあるのでしょうか?
炭水化物 = 糖質 + 食物繊維
炭水化物には糖質と食物繊維が含まれています。なので、炭水化物を抜こうが、糖質を制限しようが、減らしているものの中身については、ほぼ変わりがありません。
炭水化物の中に含まれている糖質の摂取量を制限するダイエット方法。という意味では同じ理屈になるので、呼び方が違うだけと言えそうです。
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色々ある炭水化物抜き
今の主流は糖質表現
炭水化物抜きダイエットには色々な呼び方があるようです。
- 夜だけ炭水化物抜きダイエット
- 炭水化物抜きダイエット
- 低炭水化物ダイエット
- 糖質制限ダイエット
- 低糖質ダイエット
- 糖質オフダイエット
- ローカーボダイエット
調べたらたくさん出てきました。なんでこんなに色々あるのでしょう?
一説によると、このダイエット方法の最初の考案者である、ロバートアトキンス博士が、アトキンスダイエットで、炭水化物という表現をした為だと言われています。
ただ、炭水化物抜きという表現だと、そこには食物繊維も含まれてしまいます。
糖質は制限すべきですが、食物繊維は多くとるべき
どのような表現方法でも共通している理論は、炭水化物(糖質)を制限する事で、食後血糖値が上がらないようにして、ブドウ糖が脂肪として蓄積されないようにする事と、糖新生を利用して脂肪の分解を促すのを目的としています。
しかしながら、炭水化物に含まれている食物繊維は、逆に積極的に摂取したい成分です。炭水化物抜きという表現だと、食物繊維も抜きという言葉の意味になってしまうので、糖質制限とか低糖質という表現方法が今は主流なようですね。
このブログも改名したほうがよさそうです(笑)
名前が違うだけでダイエット方法はまったく同じ?
炭水化物(糖質)の制限量には現状では定説がありません
炭水化物(糖質)の摂取量を制限するダイエット方法と言う意味では、どの呼び方でも理論的には変わりないでしょう。
では、炭水化物をどれだけ減らせば良いのでしょうか?実は炭水化物(糖質)の制限量には、明確な答えがないのが現状です。
一日あたりの糖質摂取量は、20g〜130gまでの範囲で諸説あります
わたしの場合
先日、一日あたりの炭水化物摂取量を計算してみました。
普段の日で、約130g前後。暴飲暴食の日で、200gオーバーでした。糖質量ではどうでしょうね。今度、計算してみます。
炭水化物 = 糖質 + 食物繊維
さて、炭水化物を抜くと食物繊維も摂れなくなるのでしょうか?
炭水化物を抜くと食物繊維の摂取量も減る?
理想は炭水化物が少なくて、食物繊維の多い食品を多く摂る事
食物繊維が多く含まれている食品
- 穀類
- 野菜類
- くだもの類
- 海草類
- キノコ類
- 豆類
炭水化物抜きダイエットを実践すると、ごはんなどの主食(穀類)の摂取量を制限しないといけないので、食物繊維の摂取量も減りがちです。
便秘などを防ぐ為にも、上記の食品類(穀類・除)は積極的に摂りたいところですね。
炭水化物や食物繊維の量を調べるには、グリコの栄養成分ナビゲーターが便利です。
日本人は食物繊維が不足しがち
厚生労働省の2015年版・食物繊維の摂取基準量は、
- 18才以上の男性・20g以上/日
- 18才以上の女性・18g以上/日
となっていますが、現代の日本人の食物繊維摂取量は年々低下していて、今は平均で14g前後/日しか摂取していないそうです。
炭水化物抜きダイエットや糖質制限ダイエットを実践すると、さらに平均値より摂取量が下回る可能性がありますので、食物繊維が多く含まれている食品を積極的に摂取したいところです。又、モリンガ・サプリや、野菜たっぷりのスムージーなどのサプリメント類を摂って、補うのも一つの方法でしょう。
食物繊維が足りているかどうかの目安は、食物繊維不足はこれでチェック!が判りやすいです。
(おわり)
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